川崎消防設備社長日記

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防火設備定期検査制度が本格運用になりますよ

久しぶりに、仕事関係のお話です。

 

消防設備の点検っていうのは、総務省が管轄してるんですけども、建築基準法で設置されている防火設備(防火扉や防火シャッター等)は消防法の範疇ではないという事で、今までは、消防設備の点検の中で明確な点検基準はないものの、各々が点検したり、しなかったりしたんですけども、平成28年6月から、「防火設備定期検査制度」というのが、国土交通省の管轄で施行されました。

 

平成31年5月31日(令和になっちゃいましたが)までは経過措置期間という事で、行政もあまり積極的には告知してなかったんですが、というのも新しい制度なんで点検するための資格習得者がある程度いないとやれと言っても頼める所がなかったらどうしようもないですしね、そういうわけで、経過措置期間も今月で終わり、来月からは本格的な運用になるのだと思われます。

 

私も資格は取得しておりますので、ご質問、ご依頼ありましたらなんなりと申し付けください。

 

それからですね、これも重要なお知らせなんですけども、7月1日施行で、消防点検の報告書の書式が変わります。

主な変更点は、今までやたらめったら押さなければいけなかった捺印の箇所が表紙だけになります。

ビルのオーナー様の印鑑だけは必要ですけども、私ども設備士、防火管理者様の捺印は必要なくなります。

 

これはほんと楽になりますね。

出来れば電子化して消防署行かなくてもいいようにしてくれればありがたいんですけどね。

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消火器があるに越した事はない

 総務省消防庁は24日、新潟県糸魚川市で起きた大火を受け、原則として全ての飲食店に対し、消火器の設置を義務付ける方針を固めた。現行で延べ面積150平方メートル以上としている消防法施行令を改正する。飲食店の隣家で連動して鳴る警報器の設置も促す。同日の有識者検討会で取りまとめた報告書案に盛り込んだ。

 

産経ニュースより

 

ちょっと前(1ヶ月ほど)のニュースなんですが、お客様より質問を受けましたので貼り付けしときます。

 

飲食店規模に拘らず、消火器の設置が必要になるみたいですね。

まだ改正も施行もこれからですが、消火器があるに越した事はありません。

 

弊社で買ってもらうとありがたいですが、ホームセンターなんかは安く売ってますね(笑)

買ってとりあえず手元にあればいいって人はホームセンターで充分ですし、使い方とか設置場所とかアドバイスがほしいなんて時にはうちみたいな業者さんに頼むのがいいでしょう。

 

法改正されれば義務となりますので、どこで買うにせよ、一早い設置をお願い致します。

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火の用心

川崎市川崎区の簡易宿泊所火災で、神奈川県警は24日、火元とみられる「吉田屋」など2棟の焼け跡の現場検証や行方不明者の捜索などを終えた。川崎署によると、これまでに9人の死亡を確認した。火の気がなかったとみられる吉田屋の玄関付近が激しく燃えており、同署は失火と放火の両面で捜査を続ける。


時事ドットコムより

川崎で大きな火事がありましたが、玄関から燃えてしまうと、その避難というのはかなり厄介な事になりますね。

元々違法建築だったらしいこの建物はどうだか解りませんが、通常の宿はかならず避難器具が2階から上には設置されています。
マンションなんかだとベランダ伝いに歩いていくとかならず到達できる避難器具ですが、宿なんかの場合だと廊下を歩いて突き当たりとか、けっこう「これ、ほんとの火事想定してないでしょっ」って感じのとこにあったりで今回のように共用部を燃されてしまうと使用するのが難しい場合もありそうです。

まあ、どうする事も出来ない事態ってのはもうどうする事も出来ないんですが、ちゃんと頭の中にイメージがあれば助かる事ってのもあるでしょうから、ホテルなんかに着いたら、必ず避難口の確認はしといたほうがいいでしょうね。
エレベーターで上がってきたほうに避難階段があるとは限りませんから。
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逃げ道だけはしっかり確認しておきましょう

総務省消防庁は2日、5月に発生した広島県福山市のホテル火災を受けて設置された有識者検討部会で、建築基準法に適合していない宿泊施設を対象とした緊急調査結果などを盛り込んだ中間報告案を示した。同市のホテル火災で、消防庁が調査結果をまとめたのは今回が初めて。調査対象施設の68.9%で何らかの消防法違反があったことが分かり、同庁は「フォローアップ調査を通じて違反是正の徹底を図る」(予防課)としている。

時事ドットコムより

5月に福山市で起きたホテル火災を受けての調査で、7割弱の物件でなんらかの違反が確認されたと総務省が発表したそうですね。

消防に携わる人間としましてはほんとに力不足を感じますが、私どもには強制力というものがありませんのでね、
「こういった不備事項がありますよ、早期に改修していきましょう!」と言いましてもね、
「ちょっと予算がね・・・」と言われるとそれ以上はなかなか。
そういう意味ではですね、点検報告書で不備があがった物件に関しては、現場査察をしないまでも、消防からちょっと電話だけでもしてくれるとですね、そりょあ、それなりに効果はあると思います。おそらく。

それとですね、この、なんらかの不備ってのは、非常照明に関する部分が4割ほどあるみたいなんですが、誘導灯(緑のパネルのやつ)なんかが電球切れしててもこの数に入ってると思われますし、一般の非常照明に関しては建築基準法の管轄で、消防設備士が点検するってのは希なもんですから、それもこの数に入ってるとしたら、それはこのくらいの数字は出てくるだろうって感じです。

弊社も川崎でホテルの点検もしてますけどもね、弊社で点検してるホテルはほんと花丸です(笑)
なんせ私が点検してますから(笑)なんてな(笑)

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訓練をアトラクション化すると学習能力は上がるんでしょな。

今日は午後から千葉の方で消防署さんが実施する消防訓練のお手伝いをしてきたんですが、1事業所さんの訓練にしては大変大掛かりで、署員の方も8名くらいですか。いらっしゃって、通報、避難、消火と訓練されてましたが、皆さんとてもフレンドリーに従業員の方と接っしておられまして、これなら、事業所の方も何かあったときには気楽に相談いけるんだろうなあと感心致しました。

消防署っていうとお役所ですのでね。
なんとなく敷居が高いイメージを持たれている方が多いと思いますけども、今日、お手伝いさせて頂いた消防署のように地域の安全のために尽力されている消防署もありますのでね。

まあ消防署は全て尽力されてると思いますが(笑)
こう、なんと言いますか、目線がフラットっていうんですかね(笑)

私なんかもお客さんに頼まれて訓練の指導をしたりしますけども、やっぱりウチみたいな業者ですと、消火器の取り扱いとか、避難誘導の仕方とか、そんなもんで終わりですし、半年に1回ともなりますと、いつも同じ内容でつまらないなんて意見も頂きますしね。

そういった場合は、消防署員による訓練をお勧めしています。
地域の消防官と接点を持つということはいい事ですしね。

今日なんか、訓練の後に皆さん消防車に乗って写真なんか撮ってましたよ。
ああいう社会科見学的なやり方は効果あるんですよねえ。
きっとまたやりたいって思うでしょうし。

ウチなんかでは実現できないようなファンタジーな部分はさておきましても大変勉強になった1日でした。


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自宅に住宅用火災警報器を設置しました。

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注文していた住宅用火災警報器が届きましたので、早速自宅に設置しました。

まあ、仕事でいつも設置してるんですけども、なかなか場所を決めるのは難しいですね。

写真のような三角になっているような場所はなるべく頂点に近い位置のほうが煙が集まり易いと思いますので、頂点に近い位置に設置をお勧めします。

住宅用火災警報器は壁付けの設置も許されているので、壁に設置しても大丈夫ですよ。
もちろん、煙は上に昇っていきますから天井に近い位置にですけども。

しかし木目に黒いダウンライトだけの部屋では白い感知器が浮きますねえ。
黒い感知器作ってくれないかなあ。

そういうのはちょっと気になります(笑)

川崎市の住宅用火災警報器設置期限は今月末まで。
お早めに取り付けお願いします。

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非常用持ち出し袋は完璧でない。自分が必要だと思うものを足そう。

震災後、防災グッズは大変売れてるようですね。

大型量販店なんかは「防災コーナー」なんかを作りましてね。
ワゴンに山積みで売ってますが、それなりに人だかりが出来てますよ。

ウチも防災屋ですから、これまで結構販売のアピールをしてきたつもりですけども、正直、まったく売れませんでした(笑)

それで震災がきて、消費者意識が高まると、大型量販店ががっつり持っていってしまうんですね。
ま、まったく売れてなかったわけですから、客を取られたとも思いませんけども(笑)

それでですね。
非常用持ち出し袋を購入された方が結構いると思うんですけども、中を確認して買ったかは定かでないですが、賞味期限や消費期限がある品物が多いわけです。
非常用の食料だとか、医薬品だとか。
そういう品物の賞味期限、消費期限を確認して、期限が来たら更新してくださいね。
せっかく持ち出しても、全て消費期限切れでしたってのは悲しいので。

今回の震災を受けてですね。
個人的には、非常時に持ち出すものってのは、自分でパッキングしたほうがいいような気がしています。
もちろん、販売している非常用持ち出し袋も、専門家が必要だと思うものをパッキングしてると思いますので、それだけではなくて、自分が必要だと思うものを足すのもいいと思います。

例えばですね。
某メーカーさんの非常用7点セットの内容は飲料水500mℓ1本、缶入りソフトパン、防塵マスク、滑り止めつき軍手、懐中電灯(電池つき)、緊急アルミックシート。といった内容。
これが一番安いセットなんで、これを買ってる方が多いはずです。
もっと高いセットのものでも、やっぱり水は2本止まり。

足りますか。水。

そこで紹介したいのがこの商品。

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携帯用浄水器デリオス。

もちろん、普段はマヨネーズの空容器みたいな感じで持ち運べて軽いですが、上の写真のように、少々汚れた水でも飲料水レベルにろ過してくれる商品です。
これがあれば重たい水を運ぶこともないですし、軽くなった分、他のものを詰められますよね。
いざという時に重たいリュックを持ち出すのは難しいですから、なるべく小形軽量のものを詰めるのが理想です。

せっかく購入した非常用持ち出し袋。
「全然使えなかったよ。」ではなくて、自分用に中身を入れ替えて、使用してください。


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空気が乾燥してるので、火災にはご注意ください。

 首都圏でカラカラ天気が続いている。年末から乾燥注意報が出続け、火災も多発。都市化も乾燥に拍車を掛けており、1月の平均湿度は過去最低を記録した。家電量販店やドラッグストアでは、乾燥対策商品が人気を集めている。


asahi.comより

しかし雨降らないですね。
その影響もあり、今年は例年より都内の火災件数が増えているようです。

空気がとても乾燥していますのでね。
よく燃えます。

暖房器具ってのも色々ありますけども、最近は小形のもので、机の下に入れて使ったり、お布団の中に入れて使ったりするものもありますが、そういった暖房器具から衣服への着火ってのも増えているらしいですよ。

確かに、机の下じゃ、煙が出てくるまで気づかないかもしれませんね。
建物が燃えてれば逃げる事は出来ますが、自分に火がついたら逃げられませんからね。

充分、ご注意ください。

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自分が点検している物件が1度だけ放火された事があるんです。

冬が夏より火災が多いってのは、漠然とですけど皆さんご存知だと思うんですね。
空気が乾燥しますし、火が点きやすい訳で。

まったくその通りで、12月、1月ってのは何処の県のいつのデータを見ても1年で1番火災が発生している月なんですね。

ストーブを使いますでしょ。
クリスマスで電飾やるでしょ。
うまくいかない事が多くて放火が増えるでしょ。

そゆ事ですよね。

今年なんか不景気ですからね。
家の周りは綺麗に片付けておきましょう。

私なんかこういう商売してますからね。
自分が点検してる物件が放火されちゃった事が1度だけあるんです。
飲食店で、盗みに入ったんでしょうけど何も置いてなかったから頭にきたんでしょうね。
てんぷら油の廃油の入った一斗缶を火をつけたコンロの上に置いたまま逃げたらしいんです。
当然、犯人が逃げてしばらくしてから一斗缶は破裂。店内は火の海。

幸い火災報知器が作動して、その飲食店の厨房部分を燃やしただけで済んだんですけど、火災報知器が作動しなかったら。。。と思うとゾッとしませんか?

私はゾッとするんですね。
当事者だから。
あ、犯人という事ではないですよ(笑)

こういう経験は長くこの商売をしているから出来るって訳でもないし、むしろ経験しない方が幸せな事なんでしょうけど、今でも点検する時には、もし、この感知器が作動しなかったらって思ってあの時の店内の悲惨な状況を思い出すんですよね。

消防点検が終わった後に、「ここの感知器が作動しないので交換してください」とか言われる事もあると思うんですが、やっぱり、火元に一番近い感知器が作動するのとしないのとでは延焼の具合が大分違いますので、ぜひとも交換してほしいと思います。

結構名の知れた店だったんですがね。
無くなってしまいましたね。あの火災以来。

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たまたま撮った写真を掘り下げてみたら、スーパーヒーローに行き当たった。

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今日は日本橋で点検だったんですけども、受信機の横に見慣れない品物があったので写真を撮ってきました。

「ライフレスク」なる商品で、災害時用の酸素マスクのようですね。
おー、これは火災時の避難にうってつけではないか!ってんで少し調べてみました。

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ミドリ安全さんで取り扱っているけっこう本格的な酸素ボンベ。
さすがに20万します。

けっこうな海猿です。。。

ここまでしっかりしてなくてもって人にお勧めなのが、私が撮った写真の品物の後継機種と思われる重松製作所さんの商品。

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「ライフレスクミニ2」!

ぎょっ!
恐ろしくダサい(笑)
けれど、5分くらいは煙の中でも平気だそうです。優れもの(笑)
私はこの格好5分でもきついです(笑)
価格は2万5000円くらい。
海猿の10分の1くらい。安い!

そして一番のお勧めはミドリ安全さんの商品!

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ずばり!「ケムレスE-10P」

この格好で煙に包まれたビルから出てくれば確実にスーパーヒーローだと思われます(笑)
人1人抱えて出てくればなおさら(笑)

説明書き見てもよくわかりませんが、酸素が袋の中で自然と発生するらしいです。
間違ってたらすみません。説明書きが不親切(笑)
10分間も煙の中を歩けます。優れもの!
価格も3万円台とお手頃です。

なによりビジュアルですねえ。完全にスーパーヒーローじゃないですか(笑)

日本消防設備安全センターの評定品!

地下のお店とかに働いてる方は、買っておいてもいいと思いますよ。
煙の中で息出来るってすばらしいんですから。

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